前回:ハブろぐ – blog.ayumusato.com – 直感的操作ってなんだろう? WiiやiPhone&Touchのユーザビリティについて認知面からの私見を述べています。やはり、深夜のノリでモノを書くものではありませんね! 話が右往左往しすぎですよ俺!
あれから、iPhone&TouchやWiiと直感的操作の関係について書いている記事を数件みつけて、「あ、やっぱ先人いたかぁ…」という気分です。ネタとしては出遅れすぎだったのでしょうか。
・森公美子に見るムラ社会とガラパゴスケータイ – 狐の王国 ・iphoneが犯したたった一つの間違い – 煩悩是道場 ・iPhoneは直感的か否か – Notquicka9 納得いかない@ハテナ ・Wiiリモコンが直感的でない人たち – [ゲーム業界ニュース]All About
他にもいっぱいありそうです。意見としてニアミスしたり、アフォーダンスはねぇだろと思ったり、All Aboutの記事はWiiリモコンの直感性について非常に上手く述べられていたり。
以下、今回の本編 前回は、直感的=ユーザビリティという短絡観点から、好き放題言ってしまった。今回は、直感的という言葉をエクスペリエンスの観点から見たいと思う。エクスペリエンスといえば、iPhone&Touchにしても、Wiiにしても、実際に日々使用して楽しんでいる人からすれば当たり前かもしれないが、操作が気持ち良いのがウリである。
リモコンを振り回したり、マルチタッチインターフェースと呼ばれる操作が気持ち良いのは何故か。これは、デバイスを操作している自分の身体動作と、デバイスを操作した結果のフィードバックに感覚的な整合性があるからではないだろうか。指をくわっと2本動かしたら拡大したり縮小できる。ヌンチャクとリモコンを振り上げたら敵をつかんでスープレックスをかませた etc…。自分の動作におおよそ連動するかのように操作結果があらわれ、思い通りになる。それが気持ちいい要因そのものだろう。
iPhone&Touchは、その点を正しく売り込んでいると思う。特殊操作に慣れることで、思い通りに動かしているという錯覚(?)を得ることができるわけで、そのエクスペリエンスをウリにしてる。しかも操作自体がそれほど難しいわけではない。
Wiiも「単純なゲームのユーザビリティ」と、「新しいゲームのエクスペリエンス」を提供していることを切り分けて見れば、「直感的かどうか!?」と、ことさら批判的に議論するようなモノでもないと思った。やっぱりすごいゲーム機じゃないかと思う。1つのハードで2つの道を切り開けているわけなのだから。
WiiやiPhone&Touchの直感的操作まとめ
・ユーザビリティの視点から見ると、直感的には操作できない。
・エクスペリエンスの視点から見ると、操作した結果が直感的である。
言葉遊びのようだが、こういう表現が自分としてはしっくりきた。「万人が何となくで操作出来ること」と、「自分の思い通りになったような錯覚を伴う新しい操作感」は別物である。でもどっちも直感的だし、みんなが操作そのものに慣れてしまえば、両方を満たすことだって出来る。 (前回の最後で「やっぱり私自身、WiiリモコンもiPhone&Touchも直感的だよなぁ!と頭の別の所で納得しています。」と述べたが、これは後者の視点である。)
ユーザビリティとエクスペリエンスのバランスは、これからも新しいデバイスが増えるたびに、評価され続ける問題だろう。むしろ、ユーザビリティとエクスペリエンスの天秤は、太古の昔からあるわけで、非常に原始的な話に帰着した感がある。 世の中に受け入れられないほどに行きすぎてもダメで、その上で陳腐でなく新奇であるギリギリのラインまで攻める。なんとも、先進機器の開発とは刹那的である。
バーチャルボーイ好きだったのになぁ・・・( ´-`)
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